ぼ〜ぐなん広場（85）      




2012年が、希望とエネルギーに満ち、
健やかで平和な未来への確かな一歩となりますように。


　皆様、いかが新年をお迎えでしょうか。
　昨年は、様々な悲しみや試練を抱える年になりました。
　それでも、ひとりひとりが未来に希望を抱き、力強い一歩を踏み出せますように。

　さて、世の中は、ICT化が、ものすごいスピードで進んでいるようです。 iPod、 
タブレット、電子黒板、電子ペン、etc.、アナログ人間の私は、次々に出会う新しい
名前についていくだけで息切れがしていますが、ワープロはPCに変わり、FAXの便
利さを感じていたのも束の間で、Ｅメールを恐る恐る使い始めたのも、そんなに昔の
ことではなかったことを思うと、小学校英語の指導現場においても、ICT化の勢いは、
目前に迫っているのだろうと思います。

　そういう時代だからこそ、「授業力」をつけなければならないのだと思います。
授業の基本は「アナログ」だと思います。アナログの授業力の中で、ICT教材を如何
に効果的に活用できるかが大切で、そのためには、基本に戻って、私たちは《子ども
たちに、どういう力をつけさせようとしているのか、それは、本当に、子どもたちの
将来を支えるものになるのか》を、考え直す必要があるのかもしれません。

  微力ではありますが、本年も、この「広場」で、情報発信や問題提起を続け、
そして、皆様とご一緒に、「小学校英語」を考えていきたいと思います。

　本年も、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ぼーぐなん広場編集部　岩橋加代子