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 2008年が明けて 









 皆様、明けましておめでとうございます。
 
 「ぼ〜ぐなん広場」も4年目を迎えました。
 不定期な更新にも関わらず、「読んでます」「励みになっています」
 のお声を頂戴し、支えられていることを本当に有難く思います。
 今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
 
 何故、小学生のうちから英語にふれさせようとしているのか、
 そして、中学以降にどうつないでいくのか、
 そこで、私たちは、子どもたちに、どういう力をつけさせてあげようと
 しているのかを、
 常に真摯に反省し、
 私たちの努力目標を見極めて、
 みんなで一歩一歩、成長してゆきたいと願います。
 「今、指導現場で出来ること」だけにとらわれずに、
 10年後、50年後の指導現場の成長の姿を目指して、
 「今」の一歩を選択することが大切なのだと思います。
 
 皆様からのご意見やご報告をお待ちしております。
 
                   岩橋加代子(ぼ〜ぐなん)
 
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 みなさま
 あけましておめでとうございます。
 
  子どもと英語をとりまく環境がめまぐるしく動く中、
 揺るがぬ視点をもって、その出会いの場に立ち会っていたいと思います。
 何事であれ、本当に大事なことは多くはないものです。
 この「広場」が数少ない大切なことに立ち返らせてくれるような「場」
 でありつづけますよう、力を尽くしたいと思っています。
 
  子どもが二つ目の言葉とがっぷり四つに組むのは本当におもしろい! 
 「広場」を読んでくださるおひとりおひとりがみつけた「おもしろい!」
 「一体なぜ!?」をどんどんお寄せくださってみんなで共有できると、
 もっと「おもしろい!!」と思います。みなさまからの声が届くのを
 楽しみにしています。
                   粕谷恭子(東京学芸大学)
 
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 「広場」にお立ち寄りの皆さま
   あけましておめでとうございます。
 今年も、皆さまのお力添えを得て、子どもたちが英語に出会う環境を
 より良いものにできるよう努力を重ねて参りたいと思います。
 どうぞよろしくお願い申し上げます。
 
 年が明けて、「子どもが英語と出会う」瞬間に立会い、私たちが幾ばくか
 の手を差し伸べるとしたら、何をすべきか、考えてみました。これを外し
 たらどんな努力も胡散霧消してしまう、と思われるのは、実は非常に単純
 で簡単なことではないだろうか、と思い当たりました。
 「子どもが巣立っていく道筋を邪魔しない、その道を少しでも歩きやすく
 する」ということです。
 
 ・どの子どもにもそれなりの第2の言語を学ぶ力がある。
  そして、一番手近にあって、出会わせやすいものが英語である。
  この英語という言葉は、非英語圏で育つ子どもたちにとって、現在の
  世界の情勢から考えて大変必要度の高い言語である。
 ・子どもは10年後にはその言語を持っているか、いないかによって、
  生活の行く手を判断しなければならない状況に立たされる。
 
 私たちは、決して楽観を許さない現在の社会状況で生活している子どもたちを
 守り育てる責任があります。
 今、私たちが手を貸している、その手は、頼りがいのあるものでしょうか。
 目の前の子どもたちに、この程度の英語を体験させておけばいい、という判断
 をするとき、子どもたちが歩んでいく道筋の先に見えるものを、みくびること
 なく、子どもたちの将来をしっかりと支える土台をつくる素材を与えているで
 しょうか。
 
 ・英語だけを教えればいい、というのではない。
  だからといって、いい加減な英語体験で満足させればいい、ということでは
  あり得ない
 ・子どもたちが一番使いやすい言語、多くの場合は日本語ですが、その言葉で
  考え、表現する力を養い、その言語に限りなく近い運用能力で世界の人たち
  と交わることのできる言葉を獲得させたい。
 子どもたちが母語のほかに言葉を獲得することで生活の範囲を広げる方法は
  さまざまでしょう。大人たちが勝手に予見して、その範囲をすぼめてしまう
  ことは許されません。
 
 そこで、今、私たちが出来ることは、将来子どもたちが巣立っていくときに
 しっかりと踏みしめることの出来る足場、言葉の基盤を提供することです。
 
 その基盤を作るための、土台固めに、何をすべきか、これから「広場」で
 もう一度問題点を振り返り、皆さまに提言していきたいと思います。
 その都度、皆さまからのご意見、ご質問をいただくことが出来ると大変うれ
 しいと思います。なにとぞ宜しくお願いいたします。  
 
                      久埜百合(中部学院大学)

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