HP  (16)

HP子どもの提案を受けて快く転がる授業 

     
 授業中にプリントを配ることがあります。 ほとんどの場合、名前を書く欄を設けません。
そのかわり、口頭で“Write your name on the top of the paper.” とか、“Write your name 
on the right side of the paper.”と指示を出すようにします。 子どもたちに少しでも英語を
聞かなければならない状況を作るためです。 はじめのうちは “...... on the top of ....” 
といいながら紙の上の方を指で指し示しますが、だんだん音だけでどこに名前を書けばいいか
聞き取ることができるようになります。
 ある時、 いつものように “Write your name on the bottom of the paper.”と言ったら、
1年生のある子が「曜日はいらないんですか?」とききます。 予定外のことでしたが、 これは
チャンス。 “That's a good idea.  What day is it today?  Is it Monday?  Is it Tuesday?とやりとりを進めながら “Yes.  It's Friday today.  Then write (きん) like this 
next to your name.” と指示をだしました。 調子にのったわけでもないのでしょうが、次の時
には「日づけも書いた方がいいと思う」といいだす子がいて、おかげでプリントを配るたびに、
自然に日づけについてのやりとりもできるようになりました。 「先生がいいだした話題」と
「自分たちからでた提案」でこうも取り組みがちがうかと驚くほど、今日の曜日と日づけを
しっかり確かめてどの子もプリントに書いています。
 きちんと授業の計画を立てながらも、柔軟に子どもに明け渡す部分があることで、子どもの
学びが深まるのかもしれないと思った出来事でした。


                               粕谷 恭子  (聖マリア小学校)

                
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